2018-11-30(Fri)
むかしは「古わたの打ち直し」からというふとんやさんがたくさんあったはず。
というのも先に書いた通り自分でふとんを仕立てるわけですが
さすがに家では古くなったわたを打ち直すってことができませんので
機械をもってるふとんやさんにそれを頼むわけです。
このように当時のふとんやさんはふる綿の打ち直しを主な生業としていました。
当店も創業から機械をもち打ち直しを主軸にふとんやをしています。
僕が生まれた頃はこの地域だけでも打ち直しをする
ふとんやさんは50軒はあったと聞いています。
が、今ではその10分の1も残ってないのかもしれません。
なぜかというと最初に書いた通り生活様式の変化なんです。
つづく
☆まちゼミの店☆ 綿の打ち直しから仕立てまで
自社工場での一貫システム
こだわりの手作り ピローアドバイザーのいる店 (有)河西ふとん店
TEL0796-42-5228
E-mail: kawanishi998@hera.eonet.ne.jp
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2018-11-26(Mon)
さてそういった環境のもと自然と今でいう「リサイクル」が起こるわけです。
そうです、いわゆる「打ち直し」。。。綿の再利用です。
今のふとんのほぼが羽毛以外ではナイロン系の繊維、またはウールですね。
それはほぼ使い捨て。再利用はできません。
しかし「綿」「コットン」は繊維がある限り打ち直して新しい綿のように再生できるんです。
よく「へたる」と僕は言いますが要はペシャンコになっても機械でもう一度再生できるんですね。
それを3サイクルから4サイクルが目安と聞いたことがありますが
要はそのタイミングで繊維が残っていれば再利用が可能なわけです。
今のような使い捨て時代になってから声高々に「リサイクル」「資源ごみ。。。」
などと叫ばれていますが町のふとんやさんは実はそのころから
リサイクル活動をしていたんですね。今から見たら表彰もんです(笑)
話を戻しますが、ふとんやさんの原点がここにあります。
つづく
☆まちゼミの店☆ 綿の打ち直しから仕立てまで
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2018-11-20(Tue)
さてさて、そんな綿のふとんは値段も安価で
使い勝手がよく手入も天日に干してって感じです。
ふとんを叩き棒でバンバンってたたく光景って昔ならどこでもみられましたね。
今ではすっかりその音も、光景もなくなりましたが。。。
そしてそういったおふとん、昔はお家で作ったりもしました。
綿と生地を買ってきてお家で仕立てる、、、
今から6~70年前くらいまでは当たり前のように。
そんな生活スタイルだったわけです。
そんな生活スタイルだからこそものを大事にするわけです。
自分で作るふとんって相当な愛着ですからね。
つづく
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2018-11-15(Thu)
その起源は古くからありますが、文献などによると確かになってきたのは鎌倉期とか。。。
それはさておき、畳の上に木綿ふとんをというのが日本古来、従来のカタチであります。
なぜ日本の風土に合ったかというと
「からだにも優しく肌触りもよく、吸水性に富んでおり蒸れずに体温を感じ適温で。。。」と
あげ出すとキリがありませんが何が一番いいかと言いますと
「自然素材」ってことです。
このひと言で先にあげた理由すべて説明がつきます。
だって、日本人のみならず人のそばには必ず「綿」「コットン」がありますね。
Tシャツなどの下着やタオル、生活用品には必ず。。。
つづく
☆まちゼミの店☆ 綿の打ち直しから仕立てまで
自社工場での一貫システム
こだわりの手作り ピローアドバイザーのいる店 (有)河西ふとん店
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2018-11-10(Sat)
打ち直しって?
今でもやってらっしゃいますか?
のお問合せをいつもいただきます。
今の20~50代のみなさんはあまり
耳にされたことがないでしょうね。
だいたいお問合せをいただくお客様の年齢層は
60代~の方がほとんどです。
なのでお母さんがどこかないかな?
古い綿を打ち直して新しいふとんにしてくれるところ。。。
とそんなぽろっとでたひと言で
耳にしたことがあるくらいでしょう。
そんな打ち直しってなに?って方に少しお話を。
むかしは今と違って生活様式が和風でありまして(当たり前か。。。)
(むかしといっても僕が子どもの頃のお話ですが。。。)
お家のなかも畳の部屋が主流であります。
当たり前ですがソファー、ベッドなどはちょいおしゃれといいますか
畳の上にふとんを敷いてっていうスタイルのほうが多かったんじゃないかな?
その頃は今と違って掛けふとん敷ふとんともに「木綿(いわゆるコットン)」ふとん
めん綿のふとんが主流でありました。
高温多湿の日本の風土に非常にマッチした素材として愛されていたわけです。
つづく・・・
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