毛布の素材について～シルク編～

今日はシルクについてお話します。
以前真綿についてお話した内容と一部かぶるかもしれませんが、ご容赦ください。
Ｓｉｌｋ～シルク～
シルクは高級衣料をはじめ様々な用途に使われてきました。
独特の美しい光沢があり、肌になめらかなシルクは、着物、ドレス、シャツなどの高級衣料品に使われてきました。
また健康や美容に大変すぐれた繊維でもあるのです。

シルクの特色

◎静電気を抑制
シルクは静電気が起きにくく、アレルギーの原因になるゴミやほこりを寄せつけないので安心できます。

◎エステ気分
シルクで肌を磨くと、古くなった角質を取り除き、より美しく、透明感のある肌に。
お肌が気になる女性に人気です。

◎優れた吸湿・放湿性
シルクは綿素材の約１．５倍の吸湿・放湿性があり、さらっとして心地よく、疲れた人でもリラックスできます。

◎天然のエアコン
シルクは暑い時には涼しく、寒いときには暖かい天然のエアコン。冷え性の方にも喜ばれます。

☆こんなとこにもシルク

シルクは健康食品としても使われています…ダイエット食に良く使われるプロテインには、絹パウダーが入っています。
食事制限中でも必要なアミノ酸をシルクで補っているのですね。

医療の現場でも活躍しています…シルクは手術に使う縫合糸として抜糸できない部分で使われています。
生体適応性がとてもよい証拠です。

これを読んでいただいたらわかるように非常に高級素材です。今では以前も書きましたが輸入ものがほとんどです。
真綿布団にあわせてシルク毛布もいかがですか？
綿の打ち直しから仕立てまで
自社工場での一貫システム
安心の手作り
(有)河西ふとん店
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毛布の素材のお話

先日はカシミヤのついてお話しました。
今回はその他の動物性の毛布の素材を紹介します。

１）キャメル…保温力が高く、希少な天然繊維
強靭で軽く暖かいキャメルは、中央アジアの砂漠地帯で飼育されるフタコブラクダの肌毛を分離したもので非常に軽く、毛と毛の間に空気を含んで盛り上がる性質があり、大変保温力に富んでいます。産毛量は年間４０トン程で、希少性の高い繊維といわれています。

２）アルパカ…古代より使われてきた天然繊維
アルパカの特質はやわらかで滑らかで肌を刺さないことです。天然色の種類も動物繊維の中で最も豊富です。アルパカの天然色をブレンドした無着色・無漂白の毛布です。

３）ヤク…極寒の高地に育つやわらかい上質の繊維
ヤクの飼育地は、標高４，０００ｍで見られる高いヒマラヤ山脈や、チベット、パミール高原などです。毛はとても厚く、冬の間はうっすらと獣脂のかかった大量の下毛を生やします。毛の生え変わる春頃に腹部、肩や腰にかけて櫛をかけるなどして採取され、表面の硬い毛がのぞかれた下毛は、まるでカシミヤのような大変上質な質感をたたえます。


次回は綿、シルク、などお話しましょう。

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毛布のお話～カシミヤについて～ちなみに毛布とは毛（け）の布（ぬの）と書きます

今日は毛布の原料の中でも高級品とされています「カシミヤ」についてお話します。

カシミヤ～古来より世界中で珍重されてきた暖かさ～

しなやかで軽く、独特の上品な光沢をたたえ、保温性・保湿性に優れたカシミヤ。原料はカシミヤ山羊の産毛です。１頭の山羊から採れる産毛はわずか１５０ｇ～２５０ｇ。文字通り希少性の高い原毛といえます。それだけにカシミヤは古来より貴重な品とされ、原産地のインドはもちろん遠くシルクロードを経てローマの貴人からも愛好されてきました。


カシミヤの特色

○カシミヤは上品で美しい
ヌメリのある風合いの良さはカシミヤ独特。光沢の美しさも特長です。

○カシミヤは軽くて、柔らかい
カシミヤの繊維は細く、柔軟。だから仕上がりも軽くて柔らかいのです。

○カシミヤは肌ざわりが良く、保温性も抜群
寒暖の差が激しい山岳地の環境が、軽くて保温性に優れた原毛を育てます。


　　　　　　　　　　　→　→　高級　→　→
ロシアン・カシミヤ　＜　イラン産　＜　　　中央アジア産　　
（カザフスタン等）　　　　　　　　　　　　　（アフガニスタン等）
　＜　外蒙古産　＜　中国・内蒙古産
　　　（モンゴル）

京都西川調べ

いかがだったでしょうか？

カシミヤ毛布のお値段もメーカーにより様々。また興味が出ましたらご連絡ください。ご要望があればお伺いいたします。お気軽にご一報くださいませ。

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